プレ公演「郵便配達夫の恋」6/25 容量の都合で1ページ目

開場しました。                                                              舞台で役者の皆さんが、いつもの稽古に入る前にやっていたアップの披露です。 

お客さんは何が始まったんだろうって、感じでしょうか。舞台と客席の仕切りが外れていく時間だったように思います。

 

やがて、時間となり、お客様の取り置きもほぼ渡されましたので(若干1名遅れていましたが・・・) 丸石先輩のQを受けて、始まりました。影アナはアマチュア演劇では誰もが知ってる中井さん。(Qが突然すぎると中井さんからダメをもらいながら)

舞台は、ブルー舞台で役者は一旦舞台から外へ。

舞監Qで役者は板付きへ照明さんにQを出し、最初の手紙のシーンが始まりました。

このとき、Q出しが不完全で役者さんの出が合わず、照明さんへのキッカケをずらしました。

 

イントロの手紙のシーンが終わると、気象予報のラジオの声。声の出演は、高本友博さんです。

 

変わってない故郷の情景が目に浮かんできます。

 

 

郵便配達夫の登場です。客席の下手後ろからぐるっと回って舞台上手の階段を上がり、舞台上に現れます。

「いや~暑いですねえ」は、稽古場で五感にたたき込まれた台詞でした。見学した方は解りますよね。

 

「はい、郵便です。」

 この後のやり取りはおもしろかったです。

 

 

 へろへろの上村登場シーンです。稽古の時は柱が倒れないかとそればかり心配してました。

 

 

 徳蔵と上村の最悪の顔合わせですがさらっとかわしましたねえ。上村の持って生まれた性格でしょうか。

 

 

 

 そして取り繕うあかりさん、この布石は見落としがちでしたねえ。稽古でも。そんな稽古の仕方じゃなかったし。

 

孫を想う祖父の顔。

 

 

マネージャーでしたね。まさに。ちょっと偉そうにしたりして何とも神妙なあかりさんです。

 

 

 

 

初めて、ピアノの曲が会場に聞こえてくる手紙のシーンです。あかりの気持ちを伝えるオリジナル曲です。この作品のみの使用です。

 

 

次の場面です。意気投合した徳蔵と上村はワインを酌み交わし、親交を深めていきます。ほんとに気の合う二人って感じでした。

 

徳蔵をおちょくる上村張り合う二人。

 

 

先輩後輩関係がちらっと見えたりして・・・。年長者にお酒を注ぐんですから、当たり前です。

 

 

このあとワインの瓶を落として割ってしまう上村。どうしたのとあかり。

ワインの瓶を割るの恐かったです。万力に固定して、破片が飛び散らないように、袋の上から、なぐりでたたきました。「がちゃーん」と。

 そうなんだ。よかった~。

 

 

泊めてくれる?

 

 

                   ほんとに帰っちゃうぞ~。

 

 

 

母宛の手紙を読むあかり。台本上に時間の前後演出がなされているシーンでした。

 

 

 

「お父さんからのラブレターか・・・」台詞が聞こえてくるような表情です。

 

 

・・・・?森尾忠司様・・・?

森尾って郵便局の・・・・?

突然こんなお手紙をだすご無礼をお許しください。

「・・・ね、おじいちゃん。お母さん、幸せだったの?」

効果音の海鳴りと風の中 二人の会話は続きます。

 

 

 自分の心苦しみを祖父に聞いてもらうが、母の手紙が気になりながら

 

 

 

母のこと、自分の名前の由来・・・。

 

 

 二人の会話は吹きすさぶ風の音の中で、やがて終わるのでした。

 

 

 

 明けて翌朝、、母の遺品を整理するあかりのもとへ森尾がやってきました。

 

 

母のことを切り出すあかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              ついには遺品の便せんを森尾に差し出す。

 

 言葉に出来なくても、しなくてもいいときだってあるんです

 

 

 待ってください。ひとつだけ教えて。

「それを言っちゃあおしまいよ」の台詞が続きますが・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 あかりの心の中は、母の手紙と森尾の事、そして、自分の歌手としての仕事、また、恋人の孝志の事をと揺れ動くのでした。容量の都合で、3部に分けます。続きは2部です。